関西セミナーハウス<修学院きらら山荘>

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重要無形民族文化財「嵯峨大念仏狂言」

2015年05月20日

先日、重要無形民族文化財「嵯峨大念仏狂言」の公演が、関西セミナーハウス・修学院きらら山荘にて行われました。この日、「2015年第2回地連別産別オルグ団会議」が当館で開催され、その会議のイベントのひとつとして公演をしていただきました。

 

演目は「土蜘蛛」。

土蜘蛛の精に夜な夜な悩まされていた源頼光、ある夜、家来の渡辺綱と平井保昌と酒宴をするが、頼光は気分がすぐれず床にふせてしまいます。家来二人が下がったあと土蜘蛛が現れ、頼光に襲いかかります。騒ぎに気付いた家来が駆けつけ、頼光は二人に土蜘蛛の退治を命じます。二人は、松明をつけ土蜘蛛を探索。最後には土蜘蛛の首をとって意気揚々と引き揚げていくというおはなし。

 

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無言劇でありますが、あらすじを少し頭にいれておけば演者の動きがわかり、初めてでも楽しみやすかったです。途中、生憎の雨が降りだしてしまいましたが、土蜘蛛が出てくる場面の荒々しい場面の演出になったのではと思います。